文章を書くこと
「言葉は真実を映さない」小袋成彬の歌詞内に出てくる一説だ。
指先と頭を動かすだけで人を変えられるなんて、信じられない。しかし、私たちの人生ではたまにそういうことが実際に起きたりする。人に影響を与えることの素晴らしさと恐ろしさ、その祝福=罪性については考えているがキリがないとも思っている。人は生きている限り誰かに何かを与えられることで生きており、それは止まることない円環であってそれ以上でも以下でもないのだろう。
写真のレタッチをする時に、私はアマチュアだから明確なデータでの認識や確率したプリセットがない(意図的に避けているところもあるが)。もしも写真を褒めてくれる人がいたなら、それは浅い知識と深い愛による賜物だと思っている(これも言葉にした途端に陳腐ですね)。
文章を楽しむ原体験が手紙や交換ノートだったため、二人称の文章ばかりが得意になって三人以上に開かれ文があまり得意ではない。短い文章も。だからここではあえてそれらを行なってみる。上手になれたらいいなぁ。